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ポッキーの日ミニ小説・テラ編

 ― ―11月11日― ―……

 「今日がポッキーの日だって知ってますか?」
月色の塔・執務室。

 サンクルス経験のある文字郎の、突然の言葉にミカエル、ザクロ、クズノハは不意を突かれた。

 「な……なんだ?ソレは?」
 怪訝な顔でミカエル。

 するとザクロ、
 「あれえ~?博士!ご存知ないんですか~~!?」

 同じく何度もサンクルス経験があるザクロの、妙に馴れ馴れしい…それでいて何処か上から感のある台詞にミカエルの表情は、一層厳しくなった!

 「ミカエル殿、好きな人と2人で、一本のポッキーを食べる日でございます!お互いに端から!!」
ちょっと間違った知識を述べるクズノハ!

 「えっ!?!そんな日でしたっけ!?」
 ザクロ&文字郎

 「ハァ……違うんじゃないのか?わざわざ記念日として制定するくらいだから、そのポッキーと言う嗜好品を使って何か難解な事を初めて成し遂げた日なのだろう?」
 聡明な頭脳が、『記念日』を分析する!

 部下3人「例えば?」
 「そうだな……棒状のドルチェらしいから…」

 (ど…ドルチェって!!?ポッキー、駄菓子ですから~~!!)部下3人の心の声!

 「一箱全てのポッキーを1本ずつ立てて並べ、最終的に美しく倒す『ドミノ・チャレンジ』に成功した日だと考えて まず、間違いないだろう!」

 クズノハ「……」
 ザクロ(……な、なぜドミノっ!?)

 「いや~!たぶんそうでござんすにゃ~!!やっぱり博士は天才です!あっしなどは記念日というだけで詳しい事は知りませんでした!いい勉強になりましたにゃ~!」
 「うむ!」
 すべて知っているくせに半笑いで話をあわせる文字郎!

 クズノハ(も、文字郎……腹黒いな…)
 ザクロ「はぁ!?バカ猫!そんな訳ないでしょう!?バカバカし…」

 「ザクロ!バカバカしいとは、どういう事だ?私の意見に反論があるとでも?」
 「あ……博士、いえ、その……」

 「今日は『記念日』なのだろう?丁度いい!やりたまえ!ポッキー・ドミノをっ!!」 
 「そ…そんな、博士~~」
 クズノハ「ポっ…ポッキー・ドミノっ!?」
 文字郎(変なネーミングにゃ!)

 ザクロ
 (ガクガク)「20本を越えたあたりから、手の震えが止まらない……た~す~け~て~…!」
 

 サンクルスのポッキー分離に勝るとも劣らない、難解なポッキーの日を迎えてしまったテラなのでした!

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